新生落語ヒロイン

今年も無事に1週間分更新することができました。m(_ _)m
まあ、これから息子が大きくなるとこの1週間更新がいつまでできるかは分かりませんけど…(^^ゞ

毎年なんですけど、GW前にある程度は書く内容を考えておくんですが最後の1日だけは事前に深く考えずにその時に書きたかったことを書くようにしています。

今年も同じく…
何を書こうかと考えがまとまらず…
なので自分が今、単行本を集めているマンガでも…(^^ゞ

 週刊少年ジャンプで連載している『あかね噺』というマンガがあります。
簡単にストーリーを…

妻子がありながら、なかなか芽が出ずくすぶり続ける落語家阿良川志ん太
しかし、「おっ父の落語はすごい」と信じて疑わない小5の一人娘・朱音のために一念発起
挑戦した真打昇進試験では改心の落語を披露。
観客から拍手喝采を浴びるのであった…

そんな志ん太へ当代一の呼び声高い審査員長阿良川一生師匠の下した結果は…

破門…

理由も明かされずに出場者全員を破門にするという前代未聞の理不尽な結果にざわつく会場…
この一件で阿良川志ん太は落語会から足を洗うのであった…

それから6年後ー

高校生になった朱音おっ父の意志を継ぎおっ父の師匠・阿良川志ぐまに弟子入り

個性豊かな兄弟子や競い合うライバル達ー
果たして朱音は、おっ父のできなかった真打に昇進できるのか?

といった感じです。(^^ゞ

 落語会を舞台にした、王道の成長物語です。
今は単行本で読んでいるんですが、ちょうど最新の16巻では前座修行編が終了
ここからどんな展開になっているのか楽しみです☆

 自分も何となく知ってた落語の話についてもしっかり理解することができます。
自分がここまでで一番印象に残っているのは「寿限無」です。

学生落語大会に参加することになった朱音に師匠が課したお題は ” 寿限無 ”
兄弟子にも聞き、 ” 寿限無 ” について調べる朱音から自分の名前の由来を聞かれた母親が答えます。

「テキトーに子どもの名前つける親なんていないよ」ー

ちょうど自分も息子が産まれる前に名前を考えていた頃にこの話を改めて読んだのでこのセリフが忘れられないです。
あと、朱音の ” 寿限無 ” を聞いた後の、この大会の審査員長になっていた因縁の相手・阿良川一生師匠の評価もすごく印象に残っています。(^^)

 えっと…実はGW前に書こうとしていた今回の記事は、「実写化した場合の主役を予想してみよう!」というものでした。(^^ゞ
※現在のところ、まだ実写化・アニメ化の予定はありません。m(_ _)m

ただ…自分のイメージは川栄李奈なんですけどちょっと年齢が離れてるんですよね(^^ゞ
他の女優さんが思いつかなかったことと、シリーズ化しようとしても他の作品が思いつかなかったので今回は見送ります。m(_ _)m
いつか本当に実写化が決まったら書いてみたいですね(^^)

 あ~っ、1週間書き切った!(^_^)/
明日はゆっくりしたいです。m(_ _)m

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受け継がれたキャプテンシー

GW最終日-
ジムに行ったり、在宅ワークを終わらせたり、たまっていた録画を消化したり…

やべっ、マジでネタがない…(-_-;)





 えっと…GWの間に『プレイボール2』というマンガが最終回を迎えました。(苦肉の策…(^^ゞ)
こちらは1973年~1978年にかけて連載されていたマンガの続編です。

 中学時代、強豪校からの転校生ということでチームメイトから大きな期待を受けて墨谷二中野球部に入部した谷口タカオ
しかし、彼は2軍の補欠であり、お世辞にも上手いとは言えない選手でした
ただ、その期待に応えるべく人知れず特訓を受けて努力を続けた谷口は、その努力が認められて三年生ではキャプテンに任命されます
(こちらは『キャプテン』というマンガで連載されてました。2007年には実写映画も上映されました。(感想記事はコチラ ))

 その墨谷二中での全国制覇後に谷口は地元の墨谷高校に入学
しかし、決勝で骨折しながら力投した代償として
右手人差し指が曲がったままになってしまい

野球の道を絶たれてしまいました-
彼の身体能力を活かそうと勧誘されてサッカー部に入部しますが野球への情熱をキャプテンに見透かされてしまい、
野球部に入部
ダメダメな野球部でしたが、谷口のひたむきな姿勢や分析力により、次第に意識が変わり、強豪・東実高校をあと一歩のところまで追い詰めます。

 大会後、手術により谷口の指は戻り、チームを変えた姿勢を田所キャプテンに評価され、
二年生ながら新キャプテンに就任します
二年生になり、中学時代のライバル・倉橋や後輩たちを迎えた墨谷高校はシード校、そして、優勝候補を撃破!
最後は力尽きるも、その姿は見ている人たちに感動を与えました

 三年生になると、OBの田所さんの勧誘もあり、強力な新人が多数入部
新生墨谷ナインは一丸となり、谷口キャプテン最後の夏へ向かうのでした…

 というのが、『プレイボール』のあらすじです。m(_ _)m
この後、作者のちばあきお先生はドクターストップで連載を終了。
そして、ちば先生も亡くなられてしまいました…。

 それから39年経った2017年
同作のファンでもあったコージィ城倉先生によって続編が描かれることになりました。
『プレイボール』のラストシーンから夏の予選に向かう強豪校との練習試合…
そして東実、川北、谷原などの因縁のある強豪校との対戦…
更には大会終了後に次のステージに向かう谷口たち…

 正直、ちばあきお先生があのまま描き続けていたら違った展開になっていたのかもしれません
ただ、連載時からは色々なルールや社会のあり方も変わっているので、
コージィ城倉先生がそれに合わせて、また、現有戦力で戦うなら谷口たちが考えるであろう作戦などを想像して描かれたと思います。
原作のファンであるが故に描けた、キャラクターの性格をしっかり考えられた展開にされていたと思います。(^^)

次からは『キャプテン2』谷口・丸井・五十嵐・近藤という墨谷二中の歴代キャプテンが集結した展開が始まるようです。
こちらも楽しみですね☆(^^)

 自分は小学校時代に父親から家の本棚にあった『キャプテン』『プレイボール』を勧められました
” こういう努力型の人間になれ ” - ということで…(^^ゞ
時代が進み、家の本棚の『プレイボール』の隣に、今度は自分が『プレイボール2』を集めています
こういう受け継いでいく流れがいいな~と思ったので…(^-^)

 これから自分に子供ができたりしたら、どういうマンガを紹介していけるかな~とか考えてみたりしますが…
まあ、とりあえずはそうなった時にかんがえましょうか?!(^^ゞ

 かくして、思いつきで始まった『GW毎日更新』は何とか完成しました…(^^ゞ
明日から働くんですけど、まだ実感が沸かない…
とりあえず来年は遠出が出来る状況になってほしいものですね(^^)

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最強セッターの軌跡

祝・女子バレーボール、ロンドン五輪出場!!

ということで、今回はこちらの本を紹介します。m(__)m

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『世界最小最強セッター 竹下佳江 短所を武器とせよ』(吉井妙子)

 日本を支える、”世界最小最強セッター”竹下佳江選手の軌跡のかかれている本です。

竹下選手の能力の秘密や、どのような幼少時代を過ごされたのか

そして、自分も幾度かこのブログで触れている2000年シドニー五輪世界最終予選―

女子バレーのオリンピック出場の歴史を止めてしまい、「あんなに小さいセッターを使うからだ」A級戦犯扱い…その後一度、彼女は現役を引退してしまいます

そこからどのように希望を見出し、”世界最小最強セッター”にまで上り詰めたのか?
そこにあった人との出会いとつながりとは―?

 今回の世界最終予選。正直、ここまで苦戦するとは思っていませんでした
やはり世界と戦うことは大変なことですね。

そんな中でも勝ちぬけた要因の1つに予選の苦しさを経験した竹下選手の存在があったかと思います。

本の中でも、「今から思うとシドニー五輪の予選では監督を含めて五輪を知っている選手がいなかった」 ―と竹下選手は分析しています。
エース・木村沙織に、新鍋選手、江畑選手といった若いチームの中で、きっと五輪について語られたことでしょう。

 セルビア戦のことは色々と言われていますが、自分はたしかに最終セットは気持ちで相手に負けていましたが最後まで勝利を目指していたと思います。

 今回のことを若いチームが経験して、五輪への糧としたでしょう

本戦での日本代表の活躍、期待しています☆(^.^)/~~~

(後日更新)

ロンドン五輪女子バレー銅メダル獲得おめでとうございます☆(^O^)/
選手、監督、コーチ、スタッフが一丸となった快挙ですね(コチラ

その後の報道で竹下選手に結婚予定の報道がありましたが、この本に「未来の伴侶が見つかった」と書いています(^^)
江草投手とは知りませんでしたけど(^^ゞ

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マガジンの守護神

約1年ぶりの本(というかマンガ)ネタ。m(__)m

 週刊少年マガジンで8年間巻末を締めていた、自分のよく読んでいたマンガ『もうし、ませんから。』が最終回(?)を迎えました―。

 『もう、しませんから。』(通称『もうしま』)は、”読者との距離を縮めたい” という当時の編集長の思いから、作者の西本英雄先生と担当の記者が色々なことを体当たりで取材したり、他の漫画家の先生への取材をまとめたマンガです。

 若手っぽいふりをしていて、実はベテランの西本先生の人柄もあってか、取材を受けた作家さんも色々と裏話も聞かせてくれます。
自分も好きな漫画で取材の内容を5~6ページにまとめる構成力自分のこのブログの目標でもあったと思います。

 やきうどん先生のご両親が出演された回では、お父さんは本当に喜ばれて、亡くなられた際に 「父の生前の最高の思い出になりました。」 とうどん先生から感謝の意が送られることもありました。

 東日本大震災の時にはボランティアで訪れられて、その実情を詳しく教えていただき、また、他の作家さんとのサイン会で被災地の方との触れ合いも教えてくれました。

 そんな中、迎えた最終回

”マガジンのゴッドファーザー(?)”森川ジョージ先生との3番勝負に挑んだ西本先生。
担当記者のタクマ記者やどんちゃんの活躍で1勝1敗で迎えた最後のミニバイクレース―
勝者は…森川ジョージ先生!!

かくして3番勝負に敗れた西本先生は約8年連載した『もう、しませんから。』に幕を下ろし『ちょっと盛りました。』へとタイトル変更をすることになりました。(^_^;)
タイトルを変えるだけかい!(* ̄0 ̄)ノ

 以前に担当が変わった際にタロット占いで 「何かが終わって新たに始まる。」 という結果が出ていたのですが、このことだったのかな?
 森川先生には以前に連載していた「ポチのへなちょこ大作戦」の連載前に別のタイトルを考えられてたそうなので、まあその時のこともあったのでしょうかね?(^_^;)

 ツイッターやfacebookでは一足早く『ちょっと盛りました。』がスタートしています。

『ちょい盛り』でまた西本先生がどんな目に合うのか楽しみです(^_^)/~

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ヤンメガ☆フォーエバー

先週のマガジンで、自分の好きだったマンガ「ヤンキー君とメガネちゃん」最終回を迎えました。

 という訳で、初めてマンガネタを…m(__)m

 紋白高校に通う、ヤンキーの品川大地と、クラスの学級委員であるみつ編み・メガネ足立花―。

中学時代には地元で有名な不良だった足立花に巻き込まれ、最初は渋々ながらも学校行事に参加していく大地
少しずつ2人を取り巻く仲間も増え、生徒会、文化祭、体育祭、そして大学受験と色々な経験を通して彼らは成長していきます―。

 そして、迎えた最終回

(ネタバレ注意。m(__)m)

教師として紋白高校に帰ってきた品川大地。
しかし、受験途中で家庭の事情により退学し、姿を消した足立花はおらず、学生時代のように楽しみを見出せずにいます。
そんな中、現れたのは…足立花!
もう一度、高校生活をやり直していたところ、大地の噂を聞き、紋白高校に転校してきました。
こうして、この2人の学校生活は再び始ります―

(ネタバレ終了。m(__)m)

 本連載前に短期連載で3週間だけ掲載されたときから好きで、連載開始からも毎週楽しみにしていました。

個人的には体育祭編が好きでした。自分の高3の時の体育祭を思い出しました。(^^ゞ

最初はドタバタトラブルが多かったのですが、話が進むにつれ、落ち着いていったように感じました。ただ、これは学年が上がることの彼らの成長かな?とも思います。

 そして、自分が集めたマンガとしては(おそらく)史上初めてドラマ化されました
オリジナルストーリーだったのですが、違和感を感じなかったのは、仲里衣紗さんや成宮くんをはじめ、主要メンバーが自分のイメージ通りだったことがあったかと思います。
続編作ってほしいな~…(^^ゞ

 正直、謎がすべて解決したわけではないので若干の消化不良も残っていますが、続編を期待しつつ待っていましょうか。(^^ゞ

 読んでいると学校生活の楽しさを改めて感じるような作品でした
吉河美希先生、お疲れ様でした。<m(__)m>

もし再ドラマ化したら、ハンマーセッションみたいに続編あるかな?!(*^_^*)

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NEXT HAPPY

久しぶりに本の話でも。

最近読んだ本はこちら―

P1020119 『なんだ礼央化ダヴィンチ版3 君は本当のミルクレープを見たことがあるか』

以前に第2弾を話したことがあるこのシリーズ(コチラ

”物事はすべて優しさで出来ている、そう考えられること、それが礼央化だ。”― と言い切る、RAGFAIRのボーカル土屋礼央さん。

世の中に潜んでいる”NEXT HAPPY”(小さな幸せ)を探し求めた実験結果を紹介してくれる本です。

 ”ケンタッキーの各部位を集めて元の形に?” ”マクドナルドで購入できる、「ハンバーガープレーン」とは?” ”大人の自由研究?” ”月面着陸プロジェクト?”― など、色々な実験をしています。

 タイトルにもなっている、「本当のミルクレープを見たことがあるか?」―(?_?)

”ミル”とは1000という意味。

ということは…

そうです。

1000枚のクレープで、本当の”ミル(1000)クレープ”を作りました。(^^ゞ

その工程は、付属のDVDで☆(^^)

 自分が土屋礼央さんを知ったのは、学生時代に聞いていたラジオでした。

第1弾でも書かれていたのですが、「流行の最先端を進む”PSP”よりも、時代遅れかもしれないけど”ゲームボーイ”のような」そんなラジオでした。(^^)

”オタクの格好をして『電車男』を見に行く” ”野球チップスで出たカードの選手でチームを作る” など色々とやって、礼央さんの人柄を表してか温かい番組で、自分は大好きでした。(^^)

 このシリーズは、ネットで連載されているので、こちらを読んでみてもいかがでしょうか?(コチラ

ではでは、クニでした。(^^ゞ

ちなみに、自分も今回は”NEXT HAPPY”に挑戦しました
実は、今回の更新で1月の全曜日での更新を達成しました
だから何?とも思われそうですが(笑)なんか嬉しい…(^^ゞ

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第2の人生

昨年末の「風のしっぽアワード」でも人気があったので、久しぶりに書籍ネタでも1つ。

約1年ぶりみたいですね…(^^ゞ

 今回はコチラ☆

090201_122301 『戦力外通告 ~諦めない男たち編~』

TBSの深夜番組「バースデイ」でも特集される、プロ野球で戦力外通告を受けた選手たちを取材したノンフィクション作品の第2弾です。

華やかに見えるようで、その裏ではほとんどの選手が30代で引退するという厳しい側面を持っているプロ野球界―。

かつての栄光も通用せず、戦力外通告を受けた5人の選手達。果たして彼らはどう考え、どのような決断を下すのか―?

 第1弾では、石毛博史(元巨人、近鉄、阪神)、田中一徳(元PL学園、横浜)、野村克則(元ヤクルト、阪神、巨人、楽天)など、プロ野球ファンなら耳にしたことがあるような方々を特集されていました。

今回も、元巨人、広島で活躍した”井川キラー” 福井敬治選手元巨人、ヤクルトでも活躍しオールスターゲームでは”兄弟リレー”も果たした、入来智投手、そして、このブログでも何度か話題にしている、元巨人で、現在はうどん屋を経営されている條部剛投手など、一時代を築いた方々について取材されています。

一度頂点から落ちても、まだ尚頑張る姿。自分は大好きです。

ページ数も少ないので結構読みやすい本でした

 絶望のふちに立った彼らの下した決断、その決め手、”今”という時代を生きる人々へのメッセージ…

魂の叫びをご覧下さい。

 全員が共通して伝えている、球団に対しての感謝の気持ち…自分も分かるところがあります。(^^ゞ

また1年後の書籍ネタでお会いしましょう☆(笑)

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小さな幸せ

書籍のカテゴリーを作っておきながら、まだ1つしか書いてないので、最近読んだ本を1つ。

 『なんだ礼央化 ダ・ヴィンチ版2』 土屋礼央

P1010444

この本は、”物事は全てやさしさで出来ている” を合言葉に、(一応)本業はミュージシャンの土屋礼央さんが、日常に隠れている小さな幸せや、人生を少しでも楽しく生きる為の自分ルールを紹介した本です。

まあ、元々はインターネットで連載していたものをまとめた本なんですけどね。(^^ゞ(サイト

今回の本でも、『楽しいお風呂の入り方』『ラーメンの長さの調査』『一人サマータイム制度導入』など、色々と体当たりでやっています。また、大好きな電車の話も熱く語っております。(^^ゞ

 自分がこの方に興味を持ったのは、大学時代に聞いていたラジオ番組です。

番組の企画で『合格祈願で水をかぶる』,『オタクの格好で映画の電車男を見る』など、リスナーの為に体当たりで臨み、本当にリスナーと一体になった番組を作っていました

まあ、裏では色々と大変だったようですけどね。(『なんだ礼央化 ダ・ヴィンチ版』1 参照)

残念ながら番組は終わってしまいましたが、その後もこの方のブログ等を拝見しておりました。

サイト等を見て、興味が沸いた方は是非どうぞ☆

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進学校の挑戦

自分の勤めている学校では、毎朝10分間読書の時間があります。

それがきっかけで自分も読書をする習慣がついてしまい、色々な本を読みました。(とは言っても、全てスポーツ選手の自伝ですが…(^^ゞ)

で、今読んでいるのは、こちらの本です…

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「城東野球の軌跡」 山崎 慶一

この本は、岡山県の公立の進学校 岡山城東高校 を春夏通じて5度甲子園に導いた山崎慶一監督の19年間に渡る城東高校野球部での指導をまとめた本です。

新設の高校として、城東高校が生まれたと同時に、まさに ゼロからのスタート を切った野球部と山崎監督。ただ、公立の進学校であるが故に、”練習時間の制限”などの問題があります。

しかし、山崎監督はそのハンデを「遠征しての練習試合」や「練習内容の厳選」,「古武術を取り入れた練習」など様々な工夫をして乗り越え、チームを甲子園へ導きます

その甲子園でも、平成8年の春 に、前年夏の覇者 帝京高校や明徳義塾,浦和学院といった強豪校を次々と撃破してのベスト4平成10年夏 には、PL学園を後一歩のところまで追い詰めるなど、全国的にも大活躍をいたします。

公立の、しかも進学校として、全国の名だたる高校と渡り合ってきた監督の手腕はすごいと思います。

 その山崎監督は、ある事件 をきっかけに、平成17年に城東の監督を辞任しました

この事件に関して、自分も色々と思う事があるのですが、立場上、発言は控えさせていただきます。ただ、この事件が発覚した後、監督の元には、野球部OBや担任した教え子から励ましの便りが届いたそうです。監督の人柄を感じさせられます。

 この本には、”指導者としての心得”など、自分みたいに人を指導する立場にいる人にとって大切な事が書かれてると思います。興味を持った方は是非どうぞ☆

今回初めて画像を使ったな…(^^ゞ

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