もう年末だぞ…(-_-;)
何ヶ月経ったのだろうか…(-_-)
…
…
…
時を戻そうー
第106回全国高校野球選手権大会ー
その決勝に進んだのは…
京都勢68年ぶりの頂点を目指す、
京都府代表・京都国際高校ー
そして…
東京勢13年ぶりの頂点を目指す、
東東京代表・関東第一高校ー
共に堅い守備力で勝ち進んできた両校。
どちらも学校としては初の頂点を目指します。
関東第一の先発は畠中投手。
継投で勝ち進んできたエース・坂井投手が後ろに控えていることもあってか序盤から飛ばします。
また京都国際はエース・中崎投手が先発。
こちらも、ここまで勝ち進んできた調子をそのままに序盤3回まで関東第一打線をノーヒットに抑えます。
互いに譲らぬ投手戦ー
前半5回まで0-0で試合は進みます。
迎えた後半戦…
なおも続く息詰る投手戦ー
京都国際・中崎投手、
関東第一・畠中投手からバトンを継いだエース・坂井投手ー
互いにチャンスを作られながらも決定打を許さない…
両校の優勝への思い、
そして、それ以上にあるであろう ” エースの意地 ” ー
0-0のまま迎えた9回裏ー
関東第一の攻撃は2アウト満塁の大チャンス!!
迎えるバッターはキャッチャーの熊谷選手…
鋭い打球ー
…しかし、ライトががっちりとライナーをキャッチ!!
誕生100年目を迎えた甲子園の決勝は史上初の延長タイブレークへと進みます!
ノーアウト1,2塁からスタートする10回表の京都国際の攻撃ー
一気に勝負をかけるべく、エース・坂井選手に替えて西村選手を代打で送ります。
その期待に応えた西村選手がバスターでチャンスを広げ、
ノーアウト満塁の大チャンス!!
バッターは1番金本選手。
対するエース・坂井投手が3ボール2ストライクのフルカウントから魂を込めて投じた1球ー
ストライクゾーンからそれた1球が押し出しのフォアボールとなり、京都国際に待望の先制点が入ります!!
更に替わった大後投手から2番三谷選手の犠牲フライで1点を追加した京都国際が2-0とリードを広げます。
しかし、ノーアウト1,2塁のチャンスから始まるのは関東第一も同じです。
こちらが得点できたということは相手にもそのチャンスがあります!
エース・中崎投手からバトンを受け継いだ西村投手がマウンドへー
ここまで完璧なリリーフで京都国際を決勝戦まで導いてきた西村投手でしたが…
自らのエラーでノーアウト満塁。
内野ゴロの間に関東第一に1点が入り、1点差。
更にフォアボールで塁が埋まり、1アウト満塁。
次打者は打ち取るも2アウト満塁で一打逆転サヨナラの場面ー
この100年の間、甲子園ではたくさんのドラマが生まれてきましたー
人々の心を動かす感動的な場面ではある一方、敗者からしたら残酷な場面。
京都国際の逃げ切りか?はたまた関東第一の逆転サヨナラか?
果たして100年目の今年、野球の神様が用意したエンディングはー?
空振り三振!!!
凌ぎきった京都国際高校。
史上初の決勝戦延長タイブレークを制し、初優勝を飾りました!!
実は時間が空いてしまったので、録画しておいた「熱闘甲子園」を見ながらこの記事を書いたのですが…
改めて思ったことは、やっぱり両校の力の差はほとんどなかったですね。
もし先攻後攻が逆だったら…
もっと極端なことを言うとタイブレークではなかったら…
どこかで少しでも違う条件があれば結果も変わっていたかもしれません。
それだけどっちが勝ってもおかしくない、素晴らしい戦いでした。
試合後の両校の宿舎での様子も戦いを終えて普通の高校生に戻ったようで微笑ましかったですね(^^)
優勝した京都国際高校は前身が韓国系民族学校ということで、どうしても色々と言う人はいてしまうのですが、
純粋に高校野球が好きな人にとったらそんなことはどうでもいいと感じます。
ただただ1つしかない頂点を目指す学校の1つだと自分は思います。
この夏の熱き戦いを制したのは彼らです。
本当におめでとうございます☆(^_^)/
また準優勝の関東第一高校も堂々とした戦いぶりでした。
特に準決勝の ” 令和版・奇跡のバックホーム ” はしびれましたね(^^)
東京勢の決勝進出が13年ぶりだったのはちょっと意外でしたが、本当に優勝してもおかしくない戦いぶりでした。
あと…今大会を語る上ではやはり外せないのは、
島根県代表・大社高校ですね。
早稲田実業を破ったりした快進撃は島根県だけでなく、
全国に勇気と感動を与えてくれました。
これだから、高校野球が大好きなんですよね(*^_^*)
岡山県勢も学芸館高校がBEST16に進出しました。
惜しくも昨年おかやま山陽高校が敗れた神村学園に敗れてしまいましたが、堂々とした戦いぶりでした。
正直、数年前に創志学園に門馬監督が就任されてから県内の高校野球に新しい流れが来ているように感じます。
門馬監督就任当初に「創志学園VS倉敷商業」といった県内強豪校同士の練習試合が組まれたり、各校の代表選手が集まっての強化練習も開催されました。
また、来年には県大会のBEST9も全国で初めて決められます。
東海大相模で実際に全国制覇を成し遂げた経験が岡山県内に派生しているような空気を感じています。
来春の選抜はちょっと厳しいかもしれませんが、これから岡山県の学校が全国の頂点に立つ日が来て欲しいですね。
最後に1つ触れておきたいことなんですが、
猛暑対策をここ数年で色々と考えられています。
ネットなどで意見を言われる人がいますが、高校野球ファンからすると少し見守っていてほしいなと思います。
夏に他の屋外競技も普通に行われているのに、何故、高校野球だけがこんなに批判されるのか?ー
一番の当事者である、子供の頃から野球に打ち込んでいた選手の集大成の場に臨む気持ちを大切にしてほしいー
そう思うこともあります。
高野連の皆さんには、外野の声に流されすぎずに選手の気持ちを第一に考えた対策を考えて欲しいです。
さて…
気がつけば来月には行進曲が決まりますね。
高校球児の皆さん、今年も熱い戦いをありがとうございました!(^_^)/
春にある次のドラマを楽しみに待っておきましょうか?!(^^ゞ
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