幾億光年
さて…こちらもこの時期に更新するのが恒例となりましたね(^^ゞ
時間が出来たので書きます。m(_ _)m
第97回選抜高校野球大会ー
春の頂点を決める最終決戦に進んだのはー
19年ぶり4度目の優勝を目指す、” 東の名門 ” 神奈川県代表・横浜高校ー
そして…
31年ぶり2度目の優勝を目指す、” 西の名門 ” 和歌山県代表・智弁和歌山高校ー
激戦続きの今大会…
最後に待っていたのは名門校同士のぶつかり合いでした。
それだけに両校共に10年以上センバツの優勝から遠ざかっているのは意外でしたね。(^^ゞ
試合は初回からいきなり動きます!
1回裏ー
2アウト2塁から横浜高校・「エースで4番」の奥村頼人選手のタイムリーで1点先制!!
しかし、直後の2回表ー
7番・大谷選手のセーフティースクイズで智弁和歌山高校が同点に追いつきます!!
その後も一進一退の攻防が続き、3-1で横浜高校がリードを保ちます…
そして、この勝負の最大の分岐点になったのは…
6回表ー
智弁和歌山高校の攻撃ー
1アウト2塁で迎えるバッターは4番・福元選手。
暴投でランナーが3塁に進み、カウントは2ボール2ストライク…
「あの場面で点を取られたら流れが相手に行ってしまう。ここは ” 攻めない ” といけないと思った。」ー
そう試合後に語った横浜高校の指揮官・村田監督が勝負の一手を打ちます。
ピッチャー・片山大輔!
事前に「2ストライクになったら行くぞ!」と言われ、心の準備ができていた片山投手は監督の意図を完璧に把握していました。
「監督は三振がほしいと思った。」ー
何度もピンチの場面で投げてきた、監督から全幅の信頼を寄せられたリリーフが投じた勝負の一球ー
空振り三振!!!
「初見では絶対に打てない」と監督が評するスライダーで期待に応えて相手の4番バッターを三振に切って落としました!!
なおも続く2アウト3塁のピンチでマウンドに上がったのは…
エース・奥村頼人投手!!
目の前でしびれる奪三振を見たエースが投じた魂の一球はセンターへー
…
…
…
ライナーに飛び込んだキャプテン・阿部選手のファインプレーで3アウトチェンジ!!!
終わってみたら、この攻防が全てでした。
これで流れを掴んだ横浜高校はその裏に6点を追加。
粘る智弁和歌山高校を11-4で破り、
19年ぶり4度目の優勝を達成しました☆(^_^)/
横浜高校は村田浩明監督が就任してから初の優勝となりました。
6回表の継投もそうなんですが、特に試合後のインタビューで見えた選手との信頼関係の強さが凄かったですね。
「采配がすごいのではなくて、あそこで出して、自分が思っていたことをやってくれた選手がすごい。本当に100%の準備をしてくれていた」ー
名将・渡辺監督から受け継いだ、母校である名門校を率いることでの苦悩もたくさんあったことかと思います。
ですが、選手と監督の強い信頼関係で結ばれたチームは昨秋の新チーム結成以来、公式戦で負け知らずです。
きっと夏も熱戦の中心にいることでしょう。
おめでとうございます☆
また、敗れたものの準優勝の智弁和歌山高校の戦いぶりも見事でした。
決勝戦でも「勝負の分かれ目」となった6回以降ですが、抑えられた4番・福元選手は8回には2点タイムリーを打ち、9回も2アウト満塁と最後まで食らいついていく姿は、名門の名に恥じない堂々としたものでした。
この悔しさをバネに夏はより強力なチームとなってくるでしょう。
あとどうしても思ってしまうことは…やっぱり地元の学校が甲子園で活躍する姿が見たいですね。
でも、岡山県勢は夏に向けて全校一丸となって力を付けてきていますし、それは他の出場校も98年ぶりに出場を逃した大阪府勢も同じです。
それぞれの思いを胸に、この夏も熱い戦いが待っているでしょう。
高校球児の皆さん、お疲れさまでした。
また夏の戦いも期待しています☆(^_^)/
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