未来から来た猫型ロボット
2005年までドラえもん役を務められていた声優の大山のぶ代さんが亡くなられました。
気がつけば声優が交代されてから20年近く経っていますが、自分の中ではやっぱり「ドラえもん」の声は子供の頃に聞いていた大山のぶ代さんの声です。
息子にドラえもんのモノマネで話す時は今でもあのダミ声で話しています(^^ゞ
自分は子供の頃からドラえもんが大好きでした。
毎年春休みは家族でドラえもんの映画を見に行き、中学生になってからは自分が妹を連れて兄妹3人で見に行くようになりました。
作者の藤子・F・不二雄先生が亡くなられた時に見た「ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記」は、恐らく、自分が今まで見た映画の中でも最も観客が多かったと思います。
それと同時に大山のぶ代さんをテレビで見るのもワクワクしました。
優しい大山さんは振られると必ずドラえもんの声で話してくれて、それを見るのが大好きでした。
ある時はクイズ番組で歴史の問題に答えた際に
「タイムマシーンで見てきました~。」と答えられ、
また「マジカル頭脳パワー」で声を変えた出題者4人に質問し、その答えから本人を探すクイズの出題者として大山さんは何故か地声で参加。
「好きな食べ物は?」→「どら焼き」
「嫌いなものは?」→「ネズミ」
「親友は?」→「のび太くん」
「最近あった失敗談は?」
→「タケコプターのバッテリーが切れて落っこっちゃった」
「視聴者に一言お願いします。」
→「来週もまた見てね~。バイバ~イ。」
…出題者のダミーとして解答者を惑わすと思いきや、ドラえもんになってバレバレのダミーとして番組を盛り上げていたのですが…
…答えを聞く度にワクワクしましたね。(^^ゞ
あと「モノマネ紅白」で忘れられないシーンがあります。
俵山栄子さんというモノマネ名人が練習していた大山のぶ代さんのモノマネを披露。
ネタが終わった後も音楽は続き…
まさかのご本人登場!!
モノマネ王座を子供の頃から見ていますけど…
あそこまでの大歓声はなかなか聞かないですね(^^)
自分がもしあの場にいたら泣いてたかもしれません。(T_T)
そんな中、2005年ー数年前から大山さんに直腸がんが発覚することをきっかけに出演者やスタッフとの話し合いの結果、
キャスト全員が降板を決意。
当時の自分としては寂しい決定でしたが、『ドラえもん』をこの先も愛される番組・キャラクターとして続けてもらうための決断でした。
この時のキャストの皆さんのおかげで『ドラえもん』は今でも世界中で人気のアニメです。
本当に感謝しかありません。
この先、息子が『ドラえもん』を見るようになったら、もちろん、水田わさびさんの今の声も素敵ですが、
大山のぶ代さんという素敵な声優が元々ドラえもんの声を担当していたということはしっかりと伝えていきたいと思います。
長い間、ありがとうございました。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 天下泰平です(2025.05.03)
- R-1 2025(2025.04.30)
- …えっ?!(2025.02.16)
- 未来から来た猫型ロボット(2024.10.14)
- 映画まとめ ’24(2024.08.26)
コメント