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光り輝く栄光目指し―

元阪神タイガースのマット・マートン選手が現役を引退されました。

 マートン選手はメジャーリーグやマイナーリーグを経験し、2010年に阪神タイガースに入団。
前年に1番センターとしてチームを引っ張ってきてくれた赤星憲広選手がケガで突如引退…
その穴を埋めるべく入団したマートン選手はシーズン前から首脳陣に大きな期待を掛けられます。
最初こそ初めての日本でのプレイや不慣れなセンターに苦戦しますが、開幕すると赤星選手の後を継いで『1番センター』としてチームを引っ張ってくれました。
そしてこのシーズンはヒットを打ち続け、藤村富美男さんの球団記録・ラミレスのセリーグ記録、そして、あのイチロー選手がマークしていた日本記録を更新するシーズン214安打を記録しました。

この記録は2015年に西武の秋山選手に抜かれますが、その直後に秋山選手に対しても賛辞を送ってくれました。

最初のシーズンこそ1番打者としての出場が多かったのですが、その後はクリーンアップで中軸として活躍。
打撃ではチームを引っ張る一方、守備ではアウトカウントを間違えてボールをスタンドへ投げ入れて相手を進塁させたり、緩慢な守備を指摘されたときに 「(先発の)能見さんが嫌いだからわざとしたんだ―」 とコメントして物議をかもしたり、後日一緒に上がったヒーローインタビューで 「ノウミサン、アイシテル!」 とハグして和解をアピールすることもありました。
ただ、こういう一面も阪神ファンから愛された要因ではないかと思います。

個人的に印象に残っているのは2013年のクライマックスシリーズです。
9回裏2アウトで打席が回って来て、ネクストバッターサークルにこの年限りで引退を表明した桧山選手が向かっていくのが見えて”必ず桧山さんに回す”ライト前ヒットを打ち、その後の桧山選手の”劇的な最終打席ホームラン”を演出してくれました。

そして、2014年は来日初の首位打者を獲得。クライマックスシリーズも制しチームを9年ぶりの日本シリーズへと導いてくれました。

しかし、2015年―開幕から打撃不振が続き、スタメン落ちも増え、クライマックスシリーズでも最後のバッターとなり、阪神を退団。

その後、マイナー契約でアメリカに戻り、メジャーリーグ復帰を目指すもその夢は叶わず、現役を引退することになりました。

 自分は赤星選手を特に応援していたので、引退報道にショックを受けていた中でマートン選手の入団を知ったのですが、当時の阪神はアリアス選手やシーツ選手みたいに他球団を経験した選手が活躍したことはあっても新しく日本に来た選手はなかなか活躍することはなかったので、”真面目な性格で日本向きの選手”という前評判はあっても、正直、不安が大きかったです。
 ただ、倉敷のオープン戦で見たときに最初の守備に就く際に外野席の応援団に対して深々とおじぎをする姿を見て、前評判が正しいことを実感しました。
まあ、その真面目な性格ゆえにストライクゾーンを巡って審判とぶつかったりキャッチャーへのタックルが問題視されることもありましたが、それも彼の魅力ということで許してもらえればと思います。(^^ゞ

光り輝く 栄光目指し
夢を乗せてやってきた Let's Go マートン!!

阪神在籍時の外国人選手史上最多出場、お見事でした。
チームを引っ張ってくれてありがとうございました。お疲れさまでした。

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コメント

クニさん ((ヾ(*ゝ∀・*)ノ☆゜+.⊇ωレニちゎ゜+.☆
他球団にとっては嫌なバッターでした。
今年も新しい選手が沢山入団しますが、日本で目が出る選手が多く出るといいですね。

投稿: kazu | 2018年1月23日 (火) 14時20分

>kazuさん、こんにちは

ツバメさんには相川捕手へのタックルとかがありましたね。(^^ゞ
日本に来る選手には早く慣れて活躍してほしいですね(^O^)/

投稿: クニ | 2018年1月28日 (日) 11時09分

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