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打て!この一瞬に狙いを定め―

今年も寂しい時期になりましたね。

阪神タイガースの狩野圭輔選手が今季限りで現役を引退されました。
チームにとって欠かすことのできない選手だっただけに残念です。

 狩野選手は2000年のドラフトで阪神タイガースに入団
同期入団となった赤星選手から
「いつかキャッチャー狩野、ピッチャー藤田太陽、ショート藤本、センター僕の同期メンバーで同時にセンターラインを固めて試合がしたい。」―
と夢を語られていました。

 入団当時、阪神は矢野選手が”絶対的な正捕手として君臨されており、2003年からはトレードで2番手キャッチャー”として野口選手が加入
キャッチャーに関しては、この鉄壁の布陣であったためになかなか出場機会に恵まれませんでした。

 しかし、それでも腐らずに徐々に力をつけていき、2006年にはファームで首位打者を獲得!
そして2007年には一気にブレイクを果たし、1軍に定着します。

 2009年には矢野選手のケガもあり、実質的な正捕手として活躍
矢野選手の後継者としての期待が膨らみました。

 ですが、メジャーから移籍した城島選手の存在、そして何よりも腰を痛めたこともありキャッチャーとしての出場は減少…
外野手や代打としての出場が増えていきました…。

 育成選手契約も経験し、ボロボロになりながらも腐らずに不屈の精神で再び支配下選手を勝ち取った狩野選手。
迎えた2015年には、その勝負強さからケガで戦線離脱した関本選手に代り、代打の神様』として再びブレイク!!
外野としてのスタメン出場も増え、チームになくてはならない存在となりました。

 しかし、選手会長として迎えた今季…強い決意を持って臨みながらもヒットが出ず、自らの衰えも感じ、現役引退を決意されました…。

 狩野選手の活躍といえば、やっぱり語らずにいられないのは2007年4月20日の巨人戦です。

総力戦が繰り広げられ、迎えた延長12回裏3点差を追い付き2アウト満塁―
阪神ベンチに残った選手はルーキー(当時)の清水選手と、まだ1軍でヒットのない狩野選手…

腐らずに耐え続けて…ようやく掴んだチャンス!
見事なサヨナラタイムリーを放ちます!!

記念のボールを獲りに行く先輩方にも感動しました。
見てるファン全員に勇気を与えてくれました。

 今年の8月に自分は倉敷で開催された2軍の試合を見に行って、その試合で代打で勝ち越しタイムリーを放たれて、これからの終盤戦に1軍でもこの勝負強さを発揮してくれるだろうと思っていたのですが…この時には既に引退を決意されていたみたいですね。
最後に応援できて本当に良かったです。

 そして2017年9月27日のウエスタンリーグでの引退試合

かつての盟友・江草投手との対戦安藤投手との久しぶりのバッテリー
そして迎えた現役最終打席

この機会を作ってくれた広島バッテリーにも感謝します。

 こんなにもファンや選手に愛され、また、勇気を与えてくれた選手でした。

打て!この一瞬に
狙いを定め
振りぬけ狩野!
飛ばせ!飛ばせ!飛ばせ!

17年間お疲れさまでした。
あるがとうございました。

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