名将の置き土産
2001年ドラフト会議―
新たに阪神タイガースとの監督契約を更新した、名将・野村克也は「阪神=投手力」と呼ばれるようなチーム作りを目指し、投手・捕手を中心に8名の選手を指名。
しかしこの後、脱税容疑で逮捕された夫人の責任を取り、彼らの入団発表を待たずに自ら辞任を申し出るのでした…
あれから16年―
その時のドラフト1位である、阪神タイガースの安藤優也投手が現役を引退しました。
2003年、2005年 2度のリーグ優勝は彼がいなくては成し遂げられませんでした。
2002年に入団した安藤投手は先発としてスタートしますが、翌2003年には中継ぎに転向。
球のスピードと、何よりもコントロールを武器に守護神・ウィリアムスにつなぐ、”絶対的なセットアッパー”として君臨。チームを18年ぶりのリーグ優勝に導きます。
翌2004年にはシドニー五輪日本代表に選出。長嶋監督(当時)からも「安藤君の外角低めにズバッと決まるストレート(野村監督の言う『原点能力』)が素晴らしい」と絶賛されます。
野村監督・長嶋監督という2人の名監督からも高く評価される選手でした。
2005年からは先発に転向。
エース井川に次ぐ右の柱として活躍し、2003年に続き、今度は先発投手としてリーグ優勝に貢献します。
その後、ケガとも戦いながら主に先発として活躍。
2008年からは3年連続で開幕投手を務めます。
しかし、バッテリーを組んでいた矢野選手の引退後はキャッチャーとの相性やケガの影響もあって低迷期が続きます…。
その影響もあり、中継ぎに再転向した2013年…藤川球児のメジャー移籍で特にリリーフ陣に苦しむチームを福原投手と共に支え、再び輝きを取り戻します。
その後も、このベテランコンビがリリーフ陣を支え続けますが、2016年に福原投手が引退―
チーム最年長投手として臨んだ今季は、チームの若返りの方針もあって開幕から2軍生活が続き、体力の衰えも感じた安藤投手は引退を決意されます…
2017年9月27日…同じく今季限りで引退を決意した狩野選手の引退試合―
最後に2009年の開幕バッテリーが復活しました!
安藤投手の最大の持ち味は、やはり外角低めの”糸を引くような”ストレートです。
この『原点能力』を特に重視する野村監督の目にとまり、長年チームを支え、結果的に監督の目指した”投手力中心のチーム”を築いてくれました。
これからも、安藤投手の築き上げたチーム像は継承していってほしいです。
そして、安藤投手の唯一の心残りである”日本一”を後輩たちが代りに達成してほしいです。
16年間お疲れさまでした。
虎投を支え続けていただき、ありがとうございました。
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コメント
クニさん (*′σ∀`)p[☆。・:+*こんばんゎ*:+:・゜☆]
また一人素晴らしい選手が抜けますね。野球はピッチャー次第、本当ですね。
ドラフト上位指名で期待された選手でも、実を結ぶ選手は多くありません。球団は責任を持って育ててほしいですね。
投稿: kazu | 2017年10月20日 (金) 18時23分
>kazuさん、こんにちは。
安藤投手は本当に何度も復活してチームを救ってくれました。
新人で入ってもなかなか芽が出ずに引退してしまう選手もいるのは寂しいですよね。
しっかり選手のことも考えて育ててほしいです。
投稿: クニ | 2017年10月29日 (日) 12時40分