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球界のキャプテン

東京ヤクルトスワローズの宮本慎也選手が現役引退を表明しました。

 宮本選手は1994年のドラフト逆指名でヤクルトに入団。当時の野村監督の「センターラインを補強したい」という思いからの獲得でした。

 ルーキーイヤーの1995年は主に守備固めで出場しますが徐々に頭角を現し、ショートのレギュラーを獲得します。

 また入団当初こそ守備力のみの ”自衛隊” と揶揄され、主に8番を打っていたものの、バッティングも徐々に開花され、つなぎの打撃から2番を、そして、勝負強さからクリーンアップを任され、2001年にはシーズン最多犠打の日本記録2012年には大学・社会人を経験した選手としては古田さん以来2人目の2000本安打を達成します。

 宮本選手はこういった成績ではもちろんですが、その責任感の強さやキャプテンとしての求心力も他の選手が及ばないほど、素晴らしいものがありました

 国際大会では何度もキャプテンに任命され、星野監督も北京五輪の時に「どんな成績だろうがキャプテンとして代表選手に選ぶつもりだった」と言わしめました。
それに応えるように、練習に集中しきれない選手に注意しチームを1つにまとめました

北京五輪最終予選 VS台湾戦…
代走で出場し、味方のバント失敗を技の走塁でカバー…
その後同点のホームを踏んだ姿が印象に残ってます。

 そのキャプテンシーは国際試合以外でも発揮されました。

巨人の坂本選手は自主トレで守備を教えてもらい、見違えるように上達しました。
試合で多数のミスをしたときはブログを通じても選手を叱咤。プロとしての意識を植えさせました。

 また、成績に納得できないときは自ら減棒を要求。浮いたお金は2軍の練習施設の修繕にあててもらいました。こういった姿も彼が長年慕われた理由だと思います。

 プレー以外でも選手会長も務め、野球選手の代表として球界を支えてくれました

今年の統一球問題では、
「もしかしたら昨年辞めた選手の中には、もう一年プレーできた選手がいたかもしれない。」
と選手の思いを代弁してくれた姿がありました。

 「一流の脇役に」―
入団当時、そう教えてくれた野村監督も「宮本と稲葉がいずれ監督になる。その対決を見るのが楽しみです。」と話したように、いずれヤクルトの監督になってくれる選手だと思います。

ただ、今シーズンはまだ終わっていません。
宮本選手の現役としての最後の仕事は、ここからCSに進み
2010年にできなかった”メイクミルミル”を達成する―なんだかそんな気もしますね。

試合巧者のヤクルトの野球を一番表していた選手だと思います。
正直寂しいですね。
まだ早いですけど、

本当に長い間ありがとうございました。

 

つば九郎とのこういう姿も好きでした。

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コメント

クニさん ((ヾ(*ゝ∀・*)ノ☆゜+.⊇ωレニちゎ゜+.☆
つばめさん生え抜きの名選手がまた一人消えていく(^^ゞ
「もう一度優勝したかった」、「楽しく野球をした重いではない」   後輩たちよ何とかしろ、といいたいです。
早く戻ってきてほしいですね。

投稿: kazu | 2013年8月28日 (水) 10時10分

>kazuさん、こんばんわ。

宮本選手はプレイや人間性が本当に素晴らしい選手だったと思います。
この意志を後輩たちが受け継いでほしいですね。
個人的には上田選手も応援してるんですが、もう一皮むけてほしいですね。

トラさんも最近は失速気味です…(-_-;)
ただ西岡選手はCSで這い上がって日本一になった経験があるのでここからの下剋上を期待したいです☆

投稿: クニ | 2013年8月31日 (土) 00時30分

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