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最強大関

大関・魁皇が現役引退を決意しました―

 魁皇関は1988年、のちに一時代を築く貴乃花・若乃花・曙らと共に初土俵
次々と先に昇進していく同期を目にしても 「自分は自分」 と割り切り、マイペースを貫きます。

関脇昇進後は史上最長の13場所連続在位など、幾度も大関昇進に挑戦するものの、度重なるケガ、そして優しすぎる自身の性格が原因でなかなか昇進できずにいました。

しかし、幕内初優勝を足掛かりに念願の大関に昇進
気が付けば現役最年長力士にもなり、力士たちのリーダー的な存在にもなりました。

横綱候補の一番手とされる時期もありましたが、度重なるケガの影響もあり、綱取りは失敗。カド番を繰り返すようにもなりました。それでも特に九州場所では一番の声援を受け、着実に勝ち星を積み重ね、今場所には遂に千代の富士を抜いて史上最高の幕内1047勝を達成します!

しかし遂に昨日、体力と気力の衰えもあり、現役引退を決断されました。

 魁皇関の取組で一番印象に残っているのは千代大海との対戦です。

一度、当時の一人横綱・朝青龍がいろいろあって途中休場―。千代大海と2人で場所を引っ張り千秋楽の優勝をかけた取組で見事に勝利。共に土俵から落ちた際、魁皇はすべての力を出し切ってしばらく倒れた状態から動けなかったのを覚えています。

また、昨年は千代大海の引退をかけた場所での対戦。立ち合いから一気に送り出しで勝てたところをあえて土俵上で投げて背中から千代大海に土をつけます
この一番で自分の現在の力を実感し、踏ん切りをつけた千代大海は翌日に引退
共に角界を支えてきた盟友・魁皇によって決断をできたことに清々しさを覚えたことでしょう

 自分自身が魁皇関のファンだったので正直、引退されるのは寂しいです
ただ、これまで魁皇関は23年間角界を支えてくれました史上最も強く、そして、史上最も優しい大関だったと思います。
この寂しさを補うためにも、若手の、特に日本人力士に盛り上げてもらわないといけませんね。

23年間、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。

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