風化してはいけない記憶
映画『その街のこども』を見てきました。(公式サイトはコチラ)
ストーリーを…
2010年1月16日― 間もなく阪神大震災から15年が経とうとしていた新神戸駅で偶然出会った勇治( 森山未來 )と美夏( 佐藤江梨子 )。彼らは今でこそ東京で暮らしていますが、子供の頃に神戸で震災を経験しています。
互いに異なる理由で神戸を離れ、再び訪れた2人―
ひょんな事から夜明けまでを共に過ごすことになった2人はぶつかり合いながらも目的地に向かい歩み始め…
といった感じです。
昨年NHKで放送されたドラマに未公開シーンを足した劇場版です。
実際に震災を体験した主演の2人が復興した神戸の街を歩いたドキュメンタリータッチの映画でした。
自分の知らない震災当時の状況、今なお残る被災者の心の傷…色々と知ることができました。
あと、友人のお父さんに会った時はぐっときましたね。
震災が起こったとき、自分は小5でした。
岡山でも結構揺れました。
「地震だ!」と言って、一緒に寝ていた父親が自分と妹を抱えてきたのを今でも覚えています。
明石に伯父の家族が住んでいて連絡が取れず、不安でいっぱいでした。
今日で震災から16年が経ちましたね。
実際に神戸で体験していない自分がこういうことを言っていいかどうかは分かりませんが、先代の方々が戦争を経験していない子供たちに風化させまいと伝えてきたように、
自分たちも阪神大震災を風化させないように、次の世代に伝えていかないといけませんね。
(後日更新)
東日本大震災の被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く普通の生活に戻れるようにできることを日本中でやっていきたいです。
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