開拓者~全米に巻き起きたトルネード旋風~
日本人のメジャーリーグ挑戦のパイオニア野茂英雄投手が現役引退を表明しました。
まあ、色々と他に書きたい事が溜まっていたのですが、まずはこの話題から。(-_-;)
野茂投手は近鉄に入団後、その ”トルネード投法” を武器に、”名将”故・仰木彬監督の理解もあり、新人王や沢村賞など、数々の賞に輝きます。個人的に印象深いのは、ある年の開幕ゲームで”王者”西武ライオンズを相手に、後一歩でノーヒットノーラン達成という快投を見せた事です。残念ながらその試合には敗れたのですが、その投球は今でも印象に残っています。
その後、監督の交代などもあり、球団と契約がこじれた野茂投手はその活躍の舞台をメジャーリーグへと移します。
最初の球団ドジャースでは、名捕手ピアザやラソーダ監督との出会いもあり、1年目から新人王やオールスターゲーム出場、プレーオフ出場と、ストライキ騒動で冷め切ったメジャーリーグに旋風を巻き起こします。
それ以降も、色々な球団を渡り歩き、日本人メジャー初のホームランや、2度のノーヒットノーランを達成します。
また、企業チームの活動停止の増加により、自らがオーナーとなるチームを作るなど、野球の発展にも尽力しました。
しかし、ケガや年齢による衰えなどもあり、ここ数年はメジャーに上がれない年が続いていました。
そして、7/17 遂に現役引退を表明しました…。
今や日本人選手のメジャー挑戦が当たり前のようになっていますが、野茂投手の活躍がなければこういう風にはならなかったように思います。
メジャー挑戦の開拓者はその役目を終え、後進に託して静かに選手生活に幕を下ろしました…。
ピークは過ぎながらも、燃え尽きるまで現役に挑戦した選手。
自分はこういう選手が大好きです。(^^ゞ
本当に長い間お疲れ様でした。m(__)m
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