16年間閉ざされた扉
16年間閉ざされた扉があります―。
その錠は固く、なかなか開ける事はできません―。
志半ばで諦めていく選手を何度も見ました―。
気がつけば過去に開けた経験のある選手も一人また一人とその悲願を後進に託し、辞めていきました…。
錠も錆び始め、もう開ける事はできないのか?と誰もが思いました…。
迎えた2008年―。
男子バレー北京五輪最終予選。今日はアルゼンチン戦が行われました。
勝てば16年ぶりのオリンピック出場となる植田JAPAN。しかし相手は強豪アルゼンチン。楽な試合ができるはずがありません。
接戦の末に第1セットを奪われてしまいます。
しかし、第二セット。”現役で唯一オリンピックを知る”キャプテン荻野の投入により、流れを変え、エース山本、そして、植田監督が特に手塩にかけて育てたゴッツ石島の活躍もあり、続く第三セットと共に連取します。
続く第四セットを地力に勝る相手に奪われ、いよいよ運命の最終セット―
前半リードするものの、徐々に相手に追い上げられ、遂に同点に追いつかれてしまいます。
相手にマッチポイントを奪われる時もありましたが、五輪出場への強い執念により凌ぎ、一進一退の攻防が続きます。
途中何度も気持ちが折れかけた事もあったでしょう。しかし、そんな彼らを支えたのは、オリンピックへの強い執念、志半ばで倒れていった仲間たちの思い、そして何より会場全体、いえ、日本中からの声援でしょう。
何度もピンチを凌いだ末に迎えたマッチポイント―
…
…
最後に決めたのは、やはり、キャプテン荻野でした!!
激戦を制し、日本男子バレーを16年もの間、拒み続けた厚い扉を遂にこじ開けました!!
試合後の会見、植田監督、荻野選手の男泣き、素直に感動しました。
特に荻野選手は自分がバレーボールを応援し始めるきっかけにもなった’98年の世界選手権でもキャプテンを務めていた選手です。それもあってか、余計に嬉しかったです☆
この16年挑戦し続けた全ての選手、監督、コーチの思いが結実した悲願の五輪出場
本当におめでとうございます☆
さあ、明日も勝ってトップ通過し、アジアの出場枠を増やしましょう☆
では最後に、自分がバレーボールを応援するきっかけにもなった’98年の世界選手権のテーマソングでも…。思えばこの曲から始まったんだな…(^^ゞ
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