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エースの意地

試合終了後、延長15回を戦い終えた両チームに惜しみない拍手が送られました―

 夏の甲子園決勝は、両チームのエースによる壮絶な投げあいの末、37年振りの引き分け再試合となりました。

今大会は1大会のホームラン記録が大幅に塗り替えられる等、「打高投低」と言われていましたが、最後に待っていたのは歴史に残る投手戦でした。

 早稲田実業のエース斉藤は、これまでの疲れを感じさせず、15回の裏には147キロのストレートを投げる等、センバツ同様そのスタミナには脱帽です。

 また、駒大苫小牧のエース田中も、これまでの疲れや、リリーフの方が力を出しやすいという事が考慮され、先発は回避されましたが、3回途中から相手に傾きかけた流れを完全に止め、その後も相手に流れを与えません。

 そんな両エースの意地の投げ合いは、夏の大会の決勝としては、松山商-熊本工の、あの”奇跡のバックホーム”(また後日、触れましょうか。(^^ゞ)以来の延長戦へ突入します。

延長に入ってからも、両チームともにチャンスは作りますが、両エースが要所を締め、結局、引き分け再試合となりました。

 解説をしていた石川星陵高校(ヤンキースの松井の母校)の山下総監督が言っていたように

「できるならば、両校とも優勝してほしい」―

自分も途中からはそう思うようになりました。

でも、高校野球の栄冠は1つしかない。だからこそ、そのたった1つの栄冠を目指して様々なドラマが生まれる―そういうものなのです。

ただ、今は歴史に残る名勝負を繰り広げた両チームに拍手を送りたい。そんな気持ちです。

 さて、決勝戦は仕切りなおしで今日再び行われます。

果たして、”73年振りの夏3連覇”か?はたまた、偉大なる先輩「SADAHARU OH」「荒木 大輔」の成し得なかった”悲願の夏初制覇”か?

ここまで来たら、もう最後は気持ちの問題だと思います。果たしてどちらの気持ちが強いのか?

様々な大会記録や名勝負の生まれた88回目の夏の甲子園

全ての高校球児の思いを胸に戦う、駒大苫小牧と早稲田実業

果たしてその結末や如何に?!

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